2018年冬、中学受験本番を迎えている男の子のママ・遠藤美華です。
お受験ママのブログを書いているのですが、本業はライターです。仕事を始めたきっかけは、文章の面白さを感じているからなのですが、やっぱり文学作品は面白い。
冬休み中は冬期講習会がありました。終了後は私と1日勉強三昧。自宅で私と一緒にラストの追い込みの学習は、トータル9時間を超えていました。
4教科同時並行で、1日すごい数の問題を復習していたのですが、そのうちに頭も飽和状態??(笑)のようにぼーっとしてくるのです。集中力が無くなる感じです。
その時に清涼剤になったのが、意外にも、長文読解の問題文でした。物語文・灰谷健次郎の作品です。
灰谷健次郎の作品だったのですが、取り上げられる題材の多くが「こども」のやり取りが印象的です。
生き生きとした子供の表情が目に浮かぶような情景描写と、子供たちの事件と出来事の繰り返しから成長していく心情変化は、なんとも清々しい。
フリーズしていた脳内にが、ゆるっとしました。ふわっと優しい気持ちが湧き上がり、クスッとして思わず笑顔に。向かいに座っている息子の顔も同じでした^^
文学は面白いな。その後も一緒に国語の長文読解に挑戦しています。テストだけれど、やっぱり面白い。
長文読解は、大人が解いたって難しい。中学受験の国語なんて、大人も子供も同じ問題を解いてみてわかりますが、そうそう息子と点数は変わりません。何を聞かれて、その質問にきちんと答えられているか。そこだけです。
第2志望校の受験日まであと1週間を切りました。粛々と、淡々とできることをやっていきます。
第一志望校の時よりも、ちょっと親の気持ちに余裕があるのは、第一志望の受験日から2週間という時間があったのと経験値なのかな(笑)と思っています。