中学受験まであと2ヶ月となった11月。
模試の試験がD判定。普通なら志望校を変更する時期なのかもしれません。
この時期のつらい結果にガッツリ落ち込んでもお子さんの中には「行きたい学校を目指すよ!」と前向きな子もいます。
Twitterでフォローしているひょうどうさんのご子息もその一人。
それで我が家の中学受験前の11月を思い出して、なんだか熱くなってブログを更新することにw
このブログを前から読んでくださっている方はご存知かと思いますが、うちの子、小学6年の9月から本格的に勉強を始めたんです。9月から塾に通い始めて、11月といえばまだ2ヶ月でしたし、私は息子の様子をそっとみていました。
中学受験2ヶ月前の模試でD判定だったらどうする?
受験前の11月、どんな状況だったかというと、当然全く塾の授業にはついていけない様子でした。当然ですよね。他の子は遅くとも5年から塾で勉強しているんですから。模試なんてものも受けたこともありませんでした(笑)
だけど「塾の授業はめちゃめちゃ楽しい」と言っています。小学生だったからなのか、たぶん人と比べることなんてなかったのではないか、と。なので、塾は休まず元気に通っていました。だから私も頑張って月曜と木曜と土曜日、片道40分の道のりを週3回送迎。札幌ではそろそろ雪もちらつく時期。路面も凍結します。
でも、受験2ヶ月を前に、親としてはこの状態で塾に任せるだけでは合格はできないと思いました。全然結果も出る気配もないですし。当たり前なんですけどね。塾で最高の授業は提供してもらえても、やるのは本人ですから。
でもこの時は、夏季講習の時に塾に誘ってくれた先生を恨めしくさえ思いました(笑)「うちの子、迷っていたのに塾に誘ったんだから、ちゃんと面倒見てよ!」みたいな気持ちです。
11月に結果が出ない息子を前にして、親の私がとった行動とは
そんなこんなで11月の上旬に塾で行われた保護者会に参加しました。初めて参加する父母会にドギマギ。あまり覚えてはいないのですが、たしか受験生の親の心得などを講演いただいたと思います。
意を決して、父母会が終わってすぐ、壇上にいるお世話になっている算数の先生のところへ向かいました。子供がとても信頼している算数の先生です。たしか、この先生の授業がめちゃめちゃ面白いって言ってたんです。
「先生、うちの子、9月から塾に通い始めました。2ヶ月見守ってきましたが、当然ながら目に見える結果がでません。特に算数は全くダメです。これから何をしていけば良いでしょうか」と質問しました。
塾の先生に相談してトライ!毎日の勉強のリズムができた!
そこでアドバイスいただいたのが、塾で出している算数の計算問題集を毎日解くことでした。
その晩、息子に話して、その日の夜から自宅学習の最初に子供と一緒に計算問題を解きました。私も一緒に解くんですよ(笑)私、算数苦手ですし、全然答えが合わないんですけど、それでも毎日一緒に続けました。
当初、先生の指示通りやろうと思って1ページ丸々やりたかったんですけど、難しくてどんなに頑張っても上から9問くらいしか解けなくて。そのことも先生に後々電話で相談して、上から9問だけに絞りました。
これをここから受験当日まで毎日続けて、問題集は2周くらいしたような覚えがあります。
結果、本人は「計算は毎日やっているから解ける!」という自信に繋がったようです。中学受験の計算問題は、傾向はほぼ同じ。コツがつかめれば解けるんです。親としては、ここは確実に点が取れるところですし「どんなに文章題が難しくても、ここだけは点を取らせたい」と思いました。
ほかにもこの学習には効果がありました。自宅学習のリズムのこの毎日の課題のおかげでリズムができたんです。「勉強のはじめはこれ!」と決めているので、迷わず取り組めるし、すんなり自宅学習の時間に入ることができるようになりました。
何をやろうか、親も迷っていると、先に進まないですし、計算問題を解いていくうちに勉強脳に切り替わっていくんですよね。
その時の息子は今、高校一年生。進路を切り開きたい!
ところで札幌から中学受験を勝ち取って首都圏の一貫校に通っている高校生はどんな状況かというと、エスカレーターで上がるのはやめて大学受験を決意しているようです。
今は寮生活ですし、どんな状況かはわかりません。勉強タイムへの切り替えが上手にできているといいんですけどね。
でもこの勉強のリズム作りは、大学受験を目指す高校生になった今の息子にも多分役立つはず。勉強に入るタイミングって、なかなか作れない。乗ってくるまでが大変ですからね。
いまは自分の方針があると思うので何かのタイミングで話せれば言いますけど、この中学受験の時の勉強のことを参考にするなら、数学の計算問題を解くとか英単語の数を決めて覚えるところからやるかな。勉強にすんなり入れる気がします。
先ほど紹介したTwitterの主。この記事を書きたくなったきっかけは、今年度受験生を抱えている今朝のひょうどうさんのツイートでした。
ひょうどうさん、ご子息の大勝利を陰ながら応援しています!
おはよう世界
— ひょうどう@世界担当商社マン (@HyodoNote) November 6, 2021
D判定 残り2ヶ月の受験生である息子にとって辛い結果。本来であれば志望校を変更する。
ただ、「志望校は変えない、その中学以外は行かない、目指した事がない」との事
「自分の人生、思う存分やればいい、応援している」と伝えました。
行ける学校ではなく行きたい学校
よしいくぞ!